H14/07/03

 『恋』連作

   珈琲の朝の香りが温もりを忘れさせるよ気だるさ感じ

 梅雨空が圧し掛かるのでゆっくりと梅雨という名の恋をしました

 理由(わけ)ならば聞かないほうがいいのだろうもう飛べないと鳥の真似して 

 H14/07/13

 僕達は意地張り通し”だけど””でも”そんな言葉の繰り返しごっこ

 意地っ張り言い訳してた僕達は今は好きとは言えそうもない

 意地悪な僕の気まぐれこの恋の加速度をつけるため口づけを

 携帯の気分でメール誰もが片手に持ち時間探してる

 僕達に通り道出来ハートまで近くて遠い遠くて近い

 キャンパスは季節の中で恋してるため息混じり煙草のけむり

 君はいつも改札口で”バイバイ”とさりげなく言う何気ない時間

 僕達は改札口でさよならを沈黙だけが本音だったね

 夕焼け空抱きしめてながら眺めては風が流れる七夕飾り

  想い出に変わるスピード切なさにどんどん変わる季節の中で

 夏休み毎日の日記お日さまは同じ色だけど形違っている

 一人では温かすぎて優しく姿変えたでこぼこコロッケ

 窓ガラス尾崎豊を真似しても破片は涙空しい抵抗

 落書きを思い描いて未来へと書いた事を忘れてしまう

 気が付けば君はあいつのとなりにいるいつも見つめるだけの僕の恋

 ベランダのテーブルの上に置かれた本をいたずらな風が見たがる

 梅雨の中紫陽花の色が鮮やかにはつ夏の前のラストメモリー

 白い雲梅雨の一休み光射し雲の中に雲が流れる

 FMから流れてくる聴いていた ”いつか”と”何か”追いかけている

 この部屋できみのいない淋しさを 孤独死ねない新たに生きる

 夕焼けが雲を赤く染め七夕の飾り風にゆれ混じり合うよ

 「好きです」という言葉を言えなかった素直になれない守るためと

 たくさんの花火が上がる想い出をみんな導火線に変えて

 はつ夏の風たずさえて新品のスニーカー街路を走り出す

 はつ夏の真夏の予感感じては白き制服胸眩しくて

 はつ夏の眠れぬ夜に携帯のメール読んでは押すキーの音

 紫陽花の色鮮やかにしめりゆく吾の心ははつ夏の窓

 さよならの気配感じて思いきりひとり描く小説のエンド

 ジャスミンの香りのお風呂はつ夏の温泉気取り気分直して

 はつ夏の通り雨過ぎて制服の透き通る下着目にしみる

 はつ夏のなく忘(な)くした恋の時間に集めれば透明なガラス

 

H14/04/14

 歌葉新人賞30首に応募、インターネットから応募なので簡単だった。

 しかし、の方は苦労した。どうなることやら。

H14/05/31

 短歌研究 新人 30首 応募

H14/05/24

 角川 短歌 50首応募

 

 

 

 

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