題詠マラソン2004に参加しました。拙い歌ですがまとめてみましたので

何か感想でももらえるとうれしいです。よろしくお願いします。

 

          001:空

        新緑の光と影が木漏れ日の中に輝く果てしない空

002:安心

安心は妻子の寝顔見る夜中きらめく星に乾杯をする

003:運

運命と言うのであれば従うよただあの夏に残した記憶

004:ぬくもり

「お父さん」声掛ける子の差し出す手強く握りて感ずぬくもり

005:名前

いつの間に呼ばれることが苗字から名前と変わり「さん」も無くなる

006:土

八月のグランドに立つ子と僕はボール追いかけ土ぼこり舞う

007:数学

数学が得意でしたよ好きでした 子の算数の教科書を開く

008:姫

お人形遊びに夢中な娘は僕のかわいいお姫様です

009:圏外  

圏外になる場所なのかケータイは 公衆電話見つかりません

010:チーズ

おつまみにチーズ片手に食べながらジュース片手に子も食べている

011:犬

散歩する犬を連れてる子供らはただ歩み行く道に未来が

012:裸足

「ただいま」と汗だくの子はうがいして脱ぎ散らかして裸足で歩く

013:彩

水彩の淡く透明な街並み混ざり合うよに駆け巡る子ら

          014:オルゴール

       記念にとオルゴール館で子供と買ったメロディーはどこに行ったの

015:蜜柑  

好きな子は?」「いるよ。まやちゃん!」微笑んで いいことあるよ。蜜柑色の恋。

016:乱 

子供らの小さな反乱家出かなお母さんと喧嘩をした日

017:免許

三輪車でスピード出して急ブレーキポケモンシールの免許を持って

018:ロビー

賑やかな出発ロビーで遊ぶ子は両手広げて翼を持つ

          019:沸 

       牛乳が沸くまで待ってもう少しテーブルに手をついて待つ子よ

020:遊

もう遠く空き地・土管は無くなって遊ぶ子を呼ぶ母の声も

021:胃 

胃が痛くなるまで子らは緊張しステージを待つ発表会よ

022:上野

パンダさん見に行ったけどいなかった 上野の桜はきれいでした

          023:望

       君たちは希望の光いつまでも街は静かに明けていくのか

024:ミニ

ミニスカとミニカーを持つ姉弟(きょうだい)はドキリの僕はまた微笑んで

          025:怪談

       怪談の本を借りては来ても娘(こ)は一人で読めず僕が付き合う

          026:芝

       公園の緑の芝生思い切りサッカーボール蹴る秋の風

027:天国 

天国と地獄行きの案内のアトラクションに悩む子がいる

028:着

姉弟はお着替えごっこ弟は髪まで縛られその気になって

029:太鼓

遠くから太鼓の音が静けさの中に聞こえる子守の響きよ

030:捨て台詞

捨て台詞吐くほど怒るおろおろとする僕と子は顔色を見る

031:肌

夏の色小麦色の肌まだ残る秋の気配の足音聞いて

      032:薬

       アレルギーの子は毎日薬塗る難しい名も覚えてしまい

033:半

半袖のTシャツの絵がお気に入りこれがいいのと主張し泣く子

034:ゴンドラ

ゴンドラはゆっくり揺れて風が吹く子の眼の先に青空が揺れ

035:二重

よく見ると二重まぶたかつぶらな眼僕の遺伝子受け継いだのか

         036:流

         暑い夏流しそうめん箸を持ちなかなか掴めず泣きべそをかく

037:愛嬌

愛嬌をふりまく君は天使たち風がささやき青空を舞う

038:連

連ドラの主題歌を歌う君たちに微笑む僕は夢を見ている

039:モザイク  

「モザイク」という街あれば遊びにいく子供ら連れて日の暮れるまで

           040:ねずみ

         ねずみ年の僕はすぐに子供たちの生まれの干支が思い出せません

 041:血

毎日薬飲む僕は子供さえ輸血も出来ず自分を恨む

 042:映画   

子らと観た映画の後に写メールがキャラクター持つ笑顔が届く

 043:濃  

 濃い色もっと大きく落書きはふすまに描いたママの顔だね

          044:ダンス  

            お嬢さん僕と一緒にリビングでぜひダンスをしてくれませんか

            045:家元  

            お家元争いとなる宗派に入っている子の習い事は

  046:練

 子供らがピアノ練習しています音符は羽を付け飛び回り

  047:機械  

お気に入りは機械仕掛けのおもちゃです。壊してはまた作り直して

  048:熱  

熱出す子「心配ないよ」妻は言う 何度も同じこと聞く僕が

  049:潮騒   

潮騒に包まれながら寝る子らの夢は遥か遠く揺れてる

            050:おんな   

          おんなのこいつの間にかに成長し胸のふくらみ 恥ずかしげにし

  051:痛

黒い歯が痛み出す前歯医者へとなぜかうれしくニコニコする子

           052:部屋

          子の部屋は服・マンガ・菓子散らかってカミナリ落ちた後だけキレイ

  053:墨   

墨を磨り半紙に筆をおろしては「もくせい」と書く袖を汚して

 054:リスク

ベランダに風は流れるリスクとは家族を持って歩くことかも

          055:日記  

 

          いつからか始まったのか僕抜けの妻と子供の交換日記

056:磨  

 

歯磨きをしなさいと言われ嫌嫌と歯ブラシ手にしゴシゴシと言う

       057:表情  

 

        表情が豊かな君は眩しくてキーワードとは笑顔と答え

058:八  

 

八月は飽きる程まで学童で遊びくれる子暑さを友に

 

059:矛盾  

 

矛盾する子の言い分も分かるけど蜃気楼揺れ真夏の午後よ

060:とかげ  

 

残されたとかげのしっぽ見つめてる不思議そうな目円らな瞳

061:高台  

 

高台に息を切らして走った子青空と風海が遠くに

        062:胸元  

 

        末っ子は甘え上手で胸元に顔を押し付け赤ちゃん返り

      063:雷  

 

        雷が落ちたばかりでもう子らは泣き腫れた顔笑い転げて

064:イニシャル  

 

イニシャルはD.M.・S.M.なんか変気がつかなかった姓名判断

065:水色  

 

水色の便箋に書く子の手紙青空に浮かぶ遠い記憶よ

066:鋼  

 

将来は鋼のような女になるそんな気がする娘の考え

      067:ビデオ  

 

        ビデオからDVDへ子供らの姿いつまでも残すために

068:傘  

     傘がまだうまく差せない拙い手雨に濡れます飛びそうな子よ

069:奴隷  

 

弟は姉の奴隷になっている怒られながら仲良く遊ぶ

070:にせもの  

 

少子化の時代の中で姉弟はにせものの児を人形とする

 姉弟=きょうだい

071:追  

 

追いかけごっこ素早くなきゃあ捕まって泣きべそかくは姉だったりし

      072:海老  

 

        海老よりもたまご焼きが好きな子はイチゴケーキが一番好きだ

073:廊  

 

学校の廊下を走る子供らは「走ってはダメ」と叱られながら

074:キリン  

 

キリンよりゾウさんがいい キリンさんにえさをあげた日泣きじゃくった子

      075:あさがお  

 

      学校から持ち帰ったあさがおはベランダで咲き笑みがたくさん

     076:降  

 

     芦ノ湖に降り落ちる雨罪はなくロープウェイから子供らは見る

     077:坩堝  

 

    我儘で無鉄砲な子苦情の坩堝となって僕を困らす

      078:洋  

 

    洋菓子が好きな子供に何がいい たどたどしく名を言い指さす

      079:整形  

 

    整形をした子がいると噂聞く我が子はそんな必要はなし

       080:縫い目  

 

   母さんが作った袋靴入れは縫い目ほつれて成長を見る

     081:イラク  

 

   イラクの子微笑みの中の悲しさ何が幸せなんだろうかと

     082:軟  

 

   サッカーのボールを変えて軟球で野球をする子歓声を上げ

     083:皮  

 

   手の平の皮がむける子医者は言う「アレルギーです」何が出来ても

    084:抱き枕  

 

   すべすべの子の抱き心地気持ちよく抱き枕より眠りは深く

      085:再会  

 

   再会を喜ぶような可愛がり帰宅する妻と子の抱擁

    086:チョーク  

 

   アスファルトの書かれた丸に子の影がチョークの粉が消えかけていく

    087:混沌  

 

    混沌とした闇の中光射す子の微笑みと未来のある子

    088:句  

 

    句読点ない子供らの作文は読みにくくて文句をつけて

    089:歩  

 

   前を見てこれから君が歩む道色んなことがある未来への

    090:木琴  

 

   木琴の音符が跳ねる音楽室空にまで飛ぶ子供らの声

    091:埋  

 

   埋められたカブトムシらの亡き骸が土から見える秋のベランダ

    092:家族  

 

   家族って子供ら居て妻が居てみんな揃っているのがいいね

    093:列  

 

   一列となってあいさつ緊張し背筋伸ばして大きな声で

    094:遠  

 

   遠足のお菓子買うぞと楽しげに何がいいかとふたりで悩む

095:油  

 

天ぷらが大好きな子はキッチンで油が飛ぶから遠くで見る

096:類  

 

姉弟(きょうだい)の類似点とは僕と妻性格について間違い探し

097:曖昧  

 

曖昧な性格のようであります息子はのびのび育っています

098:溺  

 

溺れます我が子ながらも愛します目に入れても痛くありません

       099:絶唱  

 

    絶唱を君らのためにするだろう恥も外聞も無くしてまでも

100:ネット  

 

ネツトでの仮想世界へ迷い込む生身の家族信じて生きる