
何回も「愛してる」言ってみてなんて今更 オトナだからね
オトナにはなりたくないといった君仮免許持ち一つ手前に
咽返り煙草を吸う少年の僕はオトナになると思った
砂浜を素足で歩くなんてこと大人になった君は出来ない
仕事さえ言葉の意味も理解せず オトナになる二十歳の朝焼け
いつの間に眩しくなった胸元が オトナの君は両手を広げ
年賀状年一回のご挨拶 どうしているかと印刷を見る
今年はといつも願うは同じ事 変わりばえせず時は過ぎ行く
初雪が残りし道を歩きつつ 変わるだろうと明日に託して
初詣何を願うか子供達 力まかせに鈴を鳴らして
小遣いを貯めては欲しいおもちゃあり急ぎて行けど店頭になし
1円で買えるのならばケータイがあなたの愛を買い占めたいよ
メールでの愛は信じず温かいあなたが好きということだけだ
二股と分かっていたよこっそりと君の携帯見てしまった日
進むのはこの道と誰が決めたのか
ただ我は決めた道を進むのみ
進めばなぜか何かにつまずいて
希望に満ち溢れて進む君
前向きに進めばきっと何かある
湯上りや羞恥覚えた娘かな
気持ちよく湯に浸かるなり猿と僕
我が家の風呂もりっぱな温泉や
湯上りの君にもう一度惚れ直す
雪の中アイスに積もりレギュラーに
黒豆と栗きんとんとアイスあり
溶け始め アイスのケーキ 舐める子よ
「僕学校がんばるから、パパ会社がんばってね」「うん、がんばるからね。お前は無茶するなよ」
安全を祈る子供ら鳴らしては放り投げて勝利も願う
初蹴りや寒さ知らずの子供達ボール追いかけ風切り走る
吐く息は白くかじかみポケットに手をいれてる子は怒られながら
Jリーグの先輩達緊張してサインもらいて未来を重ね
お母さんらの手作りの豚汁に体も心も温まりて
輝いて水面の光反射して君の笑顔はなぜか見れない
想う恋不安になって確かめる案内板は少し傾く
ケータイを首から掛けて街の中冬の光が輝き増して
タンチョウの雪振る中で舞う姿群れの中にて切なく鳴きて
どこからか追われるように恐れてるケータイをぎゅっと手にし眠る子
子供らは鈴を鳴らして何願う目を瞑んで手を合わせては
去年の破魔矢焼かれ一年の早さを感じ新たに買いて
百円のおみくじを買い今年を見る妻と同じで当てにならず
車での安全祈願直ぐ落ちて先行き不安お守りはどこ
お札などホコリ被りていつの間に部屋の隅にて置かれたままに
帰省して迎える正月ほんのりと流れる時間静けさ漂う
十二支の云われを聞かれ順番にまだかとワクワクとじっと目を見られ
ケータイを片手に持ちし穴開いたテレフォンカード1枚ありて
見渡せば学生達は新しき道を探して春を待つなり
静かなる朝の光に未知なると新しき道神がささやく
逃げるよに二月は過ぎてお別れの三月が来て悲しみがわく
我がために春が来るのか来ないのか残雪残り地上に星が
携帯を片手に持ちて街の中ヘッドフォンをし 呼び止められて
阿津桜冬空の中揺れながら春待つ君の空に花開く
いつの間に香り漂う君はもうランドセル背負い一年が過ぐ
静けさの漂う朝の空気の中雪混じりの雨春は遠い
梅めぐり君と歩くと鎌倉は時間が止まり別世界がある
春一番吹けば季はもう新しく桜吹雪の道が流れて
どれだけの新雪が降る綺麗と感じ 生活の中うんざりと感じ
携帯はお守り代わり身に付けて 何かをいつも祈っています
月火水木金土日過ぎていく僕だけの日があればいいかと
月火水木金土日僕の中日曜日から始まる不思議
月火水木金土日過ぎていく特別の日が僕に流れよ
過ぎ行くは時間だけただ追い越して季節は巡り僕は置き去り
旅立ちはもの悲しくて熱きもの 君らと僕の不安定な日
春の雪桜満開散る時の儚き夢見るように降る
待たされて春が進んで光射す季節の中で僕は佇む
四季の中春が好きだと僕は言う夏秋冬と同じく過ぎてく
すべてのもの陽射しに向かい動き出して春は始める明るい季節
暖かな春の陽射しの下で僕まどろみながら季節を感じ
雪溶けて新しきもの生まわれし季節の力不思議を感じ
街はもう春色模様駆け出して深呼吸などしてみたりして
人込みの流れの中で僕はただ色づく街を独り感じて
車窓から見えるビル群それも街朝陽射して今日が息衝く
駅からのビルへの道に新しい街が広がる人々通りて
この街は眩しすぎるよ真夜中も何かと求め探し続ける
青空に初音を待ちてホトトギス雲は流れる初春の街
いつの間にどこまで伸びる影姿楽しみ増える夕暮れの街
真夜中のラジオの時報静かなる暗闇の中消されるように
振り返る遥か遠くの思い出の曲が流れる雑音入り
深夜での机向かいてリクエスト あの日あの時メロディー流れ
新しいページが開くこの街でコンビニとかや覚えなくては
桜咲く季節の雨はまだどこか冬を残しているかのように
春の雨風が強くて傘曲がりコートは脱いで弥生を待ちて
風吹けば髪を揺らして通り行く街行く女(ひと)はファッションをする
陽射し浴び陽気な午後は空見つめどこか旅でも心は飛んで
うららかにまだ遠すぎて春を待つ春鳥はどこ初音を待ちて
春の風自転車に乗り浴びながらこの坂道を走るのだろう
コンビニにもう深夜には行かなくの 眩しすぎるし悲しくなるの
真夜中の星空の下見上げれば今生きてます我が声を聴く
春の夜誰かのために想い込め静寂の中枕を濡らす
春の夜今夜の君は化粧して待ち遠しくて嬉しきものか
外すのはプラットホームヘッドホンどこか似ている恋の終りと
ヘッドホン外す静けさ何気なくどこか似ている恋の始まり
駅裏の風で倒れた自転車達 桜花散るそんな季節よ
共稼ぎ深夜に回す洗濯機息を潜めて終りを待って
1 桜花風に踊りて花びらが我を包みて青空に舞う
2 満開で歩く人たち微笑んでそこに桜があるだけでいい
3 桜木のアーチを囲み映りだすフロントガラス万華のように
4 窓開き四月の風に花見のざわめき感じ背伸びしてみる
5 春の雨もうお終いと言いたげに桜花散り歩道を賑わす
6 川面に揺れる桜花満開で息を殺して鏡のように
7 雨音とともに落ちてく桜花もう終わりなの水面流れて
8 橋からの桜は上下(うえした)舞い上がり川の流れに時を感じて
9 桜から藤・チューリップ・紫陽花へ季節は流れ花は彩る
若緑・ピンク色から香り色 花・鳥は虹 流れ水湧く
若緑・ピンク色から香り色 花・鳥は舞い季節は流れ
初夏のボタン外した胸元は白いシャツから覗く恥じらい
それぞれに衣服をまとい駆け出してまた脱ぎ捨てる季節の中を
それぞれに衣服を脱いで駆け出して季節の風が流れ始める
春雷が通り駆け出す街の中濡れるシャツには季節の匂い